牛すじ肉は大体カレー

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 牛すじ肉は豚すじ肉より入手しやすい。圧力鍋が無いので地道に1~2時間煮込み、その後は普通にカレーを作ることが多い。カレーの面倒臭さの8割はタマネギを切って炒めることだと思っている。残り2割のうち1割はニンジンを擦ることで、最後の1割は鍋に残ったカレーを冷凍処理することだ。

 

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 だからカレーはその日(あるいは翌日昼まで)に食べきれる量を作るのがベストだと思っている。それなのに調子に乗って牛すじを1キロ近くも購入してしまった。カレーは食べきりがベストなのに煮込み料理はある程度量が多いほうが美味しい気がするという悩ましい問題があり、つい大量に煮込みたくなってしまう。

 とりあえずカレーにする前に少し取り分けて、後日ネギなどを加えてスープにした。それはそれで美味しい。時々「牛タン定食……の、牛テールスープが飲みたい」という面倒臭い欲に取り憑かれることがあるが、そんな時はこれで誤魔化せばいいと思う。普通に牛テール買えばいいのでは、とか言わない。牛すじよりも牛テールのほうが遭遇確率が低いのだ。

 

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 煮汁を冷ますと油が固まるので取り出してカップに小分けにして冷凍室へ。肉を焼くときなどに使うことにする。

 

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 そして出来上がったカレー。美味い。ブランド牛のすじ肉で作ったら余計に美味しかったが、わりと簡単に入手できる店が無くなってしまった。世知辛い……。